連関資料 :: 脊髄

資料:13件

  • 脊髄反射
  • 生理学実験 脊髄反射   1、目的・緒言                              除脳したアフリカツメガエル(Xenopus Laevis Standard)の皮膚に化学的(酸)刺激を与え、それに対する応答を観察し脊髄反射機構の存在を確認する。  反射は反射弓と呼ばれる反射経路を持ち、それらは①感覚器受容、②求心性神経、③統合性シナプス中枢、④遠心性神経、⑤運動効果器、の5つに分かれる。  ①感覚器受容ではある種のエネルギーを活動電位に変換する。それは温度や圧力や筋肉の伸張(筋紡錘)などである。  ②求心性神経は感覚神経とも呼ばれ、感覚器で得られた活動電位を中枢神経系に運ぶ。脊髄へ入る求心性神経は後根を通る。  ③統合性シナプス中枢では2つ以上のシナプスが働く多シナプス反射(膝蓋腱反射や屈曲反射、交叉伸展反射)と、一つのシナプスが働く単一シナプス反射(筋紡錘)がある。  ④遠心性神経は運動神経とも呼ばれ、中枢からの活動電位を効果器へと運ぶ。脊髄から出る運動神経は前根を通る。  ⑤効果器は標的器官とも呼ばれ、通常筋肉である。膝蓋腱反射の際の大腿四頭筋であり、瞳孔の光反射の際の虹彩平滑筋などである。 2、材料・器具・試薬                           アフリカツメガエル(Xenopus Laevis Standard) カエル用生理食塩水(0.65%NaCl) 塩酸(0.01、0.02、0.05、0.075、0.1、0.2、0.5NのHClを含む生理食塩水) クランプ、スタンド 3、方法                                  (1) アフリカツメガエルの環椎と頭蓋骨 との間をはさみで切断し、上顎とともに切除した。 (2) カエルをクランプでスタンドに固定 し、垂直に懸垂した。 (3) 0.01N塩酸を染み込ませた濾紙を右 半身の背部、及び臀部に貼り付けて 足で除去しようとするまでの時間を 測定した。なお、30秒たってもその 動きが見られない場合は反応なしと した。 (4) 濾紙を取替えて順次塩酸濃度をあげ て同様に時間を測定した。 (5) 右半身が終わった後は、左半身で同様 の実験を行った。なお、この時右半 身とは異なり、背部で全ての時間を 測定した後に臀部での時間を測定し た。また、一回ずつ濾紙を貼り付け た部位を洗って実験を行った。 (6) 環椎より注射針を5mmずつ差し入 れて、脊髄反射が消えるのを観察し た。 (7) 脊髄反射消失後に、腹部を正中切開し て坐骨神経を露出させ、電気刺激に より後肢の屈曲が起こることを確認 した。 4、結果                                       ・塩酸を染み込ませた濾紙を貼り付けた時の反射の様子 塩酸(N) 右半身 左半身 背部 臀部 背部 臀部 0.01 × × × × 0.02 × × × × 0.05 × × × × 0.075 × 29.5秒後 × × 0.1 × 2.35秒後 わずかに動きあり 20.5秒後 0.2 × × × × 0.5 7.8秒後 × × × 注:時間はカエルが足を完全に屈曲させたときのものを測定した。 濾紙を貼り付けた後に30秒たっても動きが無い場合は反応なしとした。 右半身は背部(0.01)→臀部(0.01)→背部(0.02)→臀部(0.02)→……のように実験を進めた。   左半身は背部(0.01)→背部(0.02)→……背部(0.5)→臀部(0.01)→臀部(0.02)
  • レポート 医・薬学 脊髄反射 脊髄ガエル 酸刺激
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  • 脊髄造影(ミエログラフィー)
  • 脊髄造影(ミエログラフィー) 目的 腰椎穿刺にて、くも膜下腔に造影剤を注入し、患者の姿勢を変えながら造影剤の通過状況をレントゲン線透視下で観察し、狭窄、閉塞、欠損像などから脊髄腔内外の病変の診断を行う 対象 脊髄、脊椎、頚椎の疾患患者 禁忌 頭蓋内圧亢進患者、後頭蓋窩の占拠性病変 予測される危険性または合併症 造影剤によるショック 必要物品 中央放射線部で準備するもの 造影剤(オムニパーク240注 10ml1~2本)、ワゴン車 中央放射線部へ持参するもの(腰椎穿刺に準ずる) ルンバール針(成人21G)、エクステンションチューブ(細)1~2本、ものさし、注射器10ml2本、18G注射針1本、25G注射針1本、滅菌手袋、デッキ(大1~2枚、小1枚、穴あき1枚)、局所麻酔薬(1%キシロカイン20ml)、ガーゼ交換車、点滴セット、血圧計、救急薬品(ペンタジンも含む)、カルテ、X-P 方法 1.事前の準備 前日患者にオリエンテーションを行う。 検査1食前より絶食、検査3~4時間前より絶飲にする。 検査前に患者のバイタルサインの測定、一般状態の観察をし、検査申し送り表に記載
  • 看護 測定 時間 記録 観察 グラフ 食事 協力 看護学
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  • 脊髄造影(myelography)
  • 脊髄造影(myelography) 目的 脊髄腔内に造影剤を注入して、脊髄、脊椎腔内外の異常の有無、圧迫因子を透視下およびX線撮影によって検索する。 適応 脊髄腫瘍、脊柱管狭窄、椎間板ヘルニア、変形性脊髄症等の脊柱・脊髄病変に起因する諸疾患の診断に用いられる。 禁忌 ヨード過敏症患者、痙攣・てんかん発作の既往のある患者、重篤な甲状腺疾患患者、重篤な感染症患者 合併症 髄膜刺激症状(頭痛、悪心・嘔吐、しびれ感、四肢の麻痺、痙攣発作、知覚異常、血圧低下等) 低脳圧症候群(起き上がると頭痛、悪心が生じ、横になると直ちに治る) 感染 必要物品  1.実施場所へ持参するもの 皮膚消毒剤(イソジン、ハイポアルコール)、滅菌ゴム手袋、局所麻酔剤(0.5%・1%キシロカイン)、ガーゼ交換用具(滅菌ガーゼ、鑷子、ごみ袋、シルキーポアドレッシング3号)、滅菌大デッキ、滅菌穴あきデッキ(頚椎側方穿刺法の場合に必要)、注射器(10ml、5ml各2本)、注射針(18G、23G)、点滴セット(ラクテック等、医師が指示したもの、点滴留置セット)、滅菌スピッツ2本、腰椎穿刺法時(21G三方活栓付ス
  • 障害 X線 血圧 意識 目的 観察 呼吸 感染 食事 看護 看護学
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  • 脊髄誘発電位(SEP:Spinal Evoked Potential)
  • 脊髄誘発電位(SEP:Spinal Evoked Potential) 目的 脊髄自体の電気の伝導性を波形で表し波形の変化によって脊髄内の病変の広がり、程度を知る。(波形に影響を及ぼす因子として圧迫・伸展・阻血低酸素状態がある) モニタリング施行にて手術中に加わる脊髄への傷害を防ぎ、また術後脊髄への変化がないかを知る。 適応 後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症、側彎症、頚髄症等、多椎間レベルに障害を認め、単純X線撮影や脊髄造影、MRI等によって責任病巣を決定することが困難な患者。 禁忌 痙攣・てんかん発作の既往のある患者、易感染症患者 予測される危険性 感染 血腫 脊髄損傷の危険性 必要物品  1.実施場所へ持参するもの 皮膚消毒剤(イソジン、ハイポアルコール)、滅菌ゴム手袋、局所麻酔剤(0.5%・1%キシロカイン)、ガーゼ交換用具(滅菌ガーゼ、鑷子、ごみ袋、シルキーポアドレッシング3号3枚)、滅菌大デッキ5枚、ガラスの注射器(10ml、2~3本)、ディスポの注射器(10ml、5ml各2本)、注射針(18G)、硬膜外針(17G・80mm、3~4本)、カテラン針(22G)
  • 障害 測定 変化 波形 身体 目的 時間 観察 感染 看護 看護学
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