設題「2つの設問とも答えなさい。(各800字程度)
1.繰り返し、または再述とさぐり(探索)について説明しなさい。
2.感情的内容への対応について説明しなさい。」
第2課題 第1設題
Ⅰ:カウンセリングで来談者の話を聞いていると、話のどれに対応してよいか分からなくなる事もある。この場合には「沈黙」や「うなずき」で対応するしかないが、事実関係の応答として「くり返し」を使う事がある。
来談者の話した重要な言葉をもう一度くり返す事で、来談者は話を正確に理解してもらえていると安心できる。また、もう一度来談者自身が反省する事の機会を与えられる。しかし、あまりにこの「再述」の技法を用いると、一種の「オオム返し」「こだま」のようになり、来談者が不審に思うので逆効果となってしまう。したがって、再述は適切なときに適切文節を選ぶ必要がある。
さぐり(探索)とは「はい、...