454 教育課程論 1単位目

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    資料紹介

    1,教育課程とはどういう意味ですか、それが教師や子どもにとってなぜ重要なことといえるのですか。
    2,戦前の教則、学科課程、教科課程などを取り上げてその特徴を述べ、併せて、戦後の学習指導要領に示された「試案」や
    「告示」のもつ意味との違いを中心にまとめなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1)教育課程はその教育目的・目標を達成するための教育内容であり、各学校で編成することになっている。学校教育は公教育であり、全国で一定の水準を守らなればいけないと憲法26条で示されている。さらに具体的に示されたものとして学習指導要領がある。学習指導要領を各学校各学年の目標を達成するための教育目標を達成するための教育内容の選択と配列が教育課程と言われるものである。

     教育内容の原則として科学性・客観性、生活性・思想性があげられる。科学性・客観性は人類がこれまで蓄積してきた文化=科学や芸術や技術を教育的観点から組織した一定の領域である。また、教科内容はそれらに基礎づけられると同時に子どもの実生活と社会的実践と結合させなければならない。これが生活性・思想性である。教科とその内容は科学によって確認された自然・社会および人間に関する心理や法則が子どもたちの主体的な認識まで高められていくことができるように、一定の教育目的に即して科学的知識体系と彼らの発達課題に即して配列・編成される。

     教育課程は教育の目的や目標を達成するための教育課程はやがて教室その他教育の現場で児童生徒とともに展開されなけ...

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