2011年 国語科教育法 S0616 レポートです。(A評価)
この資料は、レポート作成の参考として、わかりやすく丁寧に作成しています。
『国語科授業の計画と評価について述べよ。』
国語課教育は、学校におけることばの学習の営みであり、小学校国語課教育は、その基盤である。ことば学習は、国語科以外でも、教科書を読み、思いや考えを書き話し合いが行われているが、それはあくまでも学習を円滑に行い、効果的に習得するための手段として行われているのである。一方、国語科は、読む・書く・話し合う力そのものを育てるのが独自の領域であり、任務・責任である。そして、新学習指導要領においても、言語に関する能力を育成すべきことが明記されている。また、教師は、児童の意欲を喚起させるような言語活動の場をつくり、言語能力の育成をすることができる授業を行うことが求められる。以下、国語科の授業の計画と評価について4章に分けて述べていく。
【第1章 学習者主体の授業】
平成10年版学習指導要領の小学校「国語」の全体目標は、以下の通りである。「国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力及び言語感覚を養い、国語に対する関心を深め国語を尊重する態度を育てる。」
今回の改訂は、教育基本法や学校教育法の改正などを踏まえ、「生...