異文化間コミュニケーション概論 分冊1 合格リポート

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    資料紹介

    【課題】
    「1 教材p29の1行目から、p30の1行目までの英文を正確に和訳しなさい。また、代名詞は元の意味に戻して訳しなさい」

    「2 異文化間コミュニケーションとは何かを説明した上で、それぞれの文化(北米文化vs.日本文化)の中には多種多様な考え方存在するが、将来は価値観の変化の中で、それぞれの国民はどのような共通性への変化を持つのか、具体例を示し説明しなさい」。

    参考文献)
    「Exploring Hidden Culture」(通信教育部教材)、Paul Stapleton著、伊藤章編注、金星堂、2001年1月20日(初版)
    「異文化間コミュニケーション入門」、鍋倉健悦著、丸善、平成9年3月20日

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1. 健康の他に、時間というのは、おそらくどんな人にもある最も価値あるものであろう。時間についての考え方は社会によって全く異なるものであり、こうした時間についての様々な捉え方が、私たちの行動に影響を与えるのである。例えば、日本は過去志向の文化であると言われ、北アメリカは未来志向の文化であると言われている。また、日本は北アメリカよりずっと物事を長期的に捉えていると考えられており、北アメリカのような「行動志向」ではなく、「存在志向」だと思われている。日本と北アメリカのこうした違いが、実際何を意味するのかを見てみよう。

     多くの東アジアの文化と同様、日本文化は過去を向いている。この意味は、過去の考えや決定が、現在における行動の手本と決定に重要であると日本人が信じているということである。こうした考えは、神道と儒教に由来しているのかもしれない。神道は先祖崇拝を強く信奉し、儒教は古典を学ぶことを強調する。結果として、日本では、新しいやり方で物事をなすことを取り入れることが難しいことが多い。

     一方、北アメリカの人々は、未来志向であると言われる。この意味は、未来というのは現在より良くなると北アメ...

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