英米事情Ⅰ 分冊1(課題2のみ) 合格レポート

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    資料紹介

    【課題】「2 教材を読み、今日のアメリカ文化を構築した基礎となる要因は何か。2、3の例を説明しなさい。国外、国内の影響によるものかを明示すること」
    課題2のみです。課題1は別にアップしております。
    自信作です。が、字数を大幅に超過しております。適当にまとめて下さい。このままでは、受け取ってくれない可能性があります(私の場合は、内容がよかったせいか何故か受け取ってくれました)。ちなみに、この教科はS評価でした。
    参考文献)
    「アメリカ文化史入門」、亀井俊介著、昭和堂、2006年4月25日
    「概説アメリカ文化史」、笹田直人、堀真理子、外岡尚美著、ミネルヴァ書房、2002年4月5日

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    2. 多くの文化と同様、アメリカ文化の基礎的要因としてまず挙げられるのが宗教である。アメリカ文化の根底には、第一にピューリタニズムの影響が認められる。アメリカ建国の始祖として見られているピルグリム・ファーザーズはピューリタンであった。彼らは本国での宗教的迫害を逃れてアメリカにやって来たのであり、ピューリタニズムの精神傾向はアメリカ建国の理念にも結びついている。端的に言って、彼らピューリタンは、ヨーロッパの旧世界では叶わなかった神の王国の建設、すなわち「ピューリタンの神聖な共同体」の建設を新世界で実現しようとした。新たな社会をゼロから建設することが可能であった。さらに、新世界に広がる荒野は、ピューリタンの信仰形式にも合致していた。儀式や教会を中心とした共同体的体験を重視するカトリックとは異なり、個人的体験である内省を重視するピューリタンにとって、何もない荒野は自らの心と向き合うのにも適した環境であった。アメリカの道徳の象徴としてしばしばとり挙げられるバンジャミン・フランクリンが美徳とした、節制、清潔、平静、純潔、謙虚、勤勉といった特性は、もともと「純粋」を意味するピューリタニズムの特性で...

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