英語科教育法Ⅰ 分冊1 合格レポート

閲覧数1,945
ダウンロード数11
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【課題】(テーマ5)「日本語を母語とする(日本人)英語教師の存在意義について、あなたの実体験を織り交ぜながら、論じなさい。」。一発合格ですが、主観的な内容ですので参考としてご利用下さい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    公教育における英語教育については、従前から以下のような疑問や批判が投げ掛けられてきた。すなわち、中学・高校・大学と英語を学習しても一向に英語が話せるようにはならないという批判である。こうした批判に応えるかのような形で、高校の学習指導要領では、2013年度からコミュニケーション能力の向上を目指し「授業は英語で行うことを基本とする」とされた。先の批判は的を射たものだが、その対応として授業の英語化は、その効果と実践に関してまた別の議論を呼んでいる。端的に言って、授業の英語化など本当にできるのか、たとえ出来たとしてもそれは本当にコミュニケーション能力の向上に繋がるのか、というものである。日本語を母語とする英語科教員の存在意義について考える場合、この2つの議論に沿って考えることが重要であると思われる。 

     まず、授業の英語化の実現性について考えてみたい。もし授業の完全英語化が目的であるなら、最適な教員はネイティブということになるだろう。正しい英語というのは、ネイティブのそれであり、コミュニケーションの良し悪しの判断は、ネイティブの判断そのものが基準となるからである。問題は、その効果である。目的...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。