職業指導 分冊2 原稿

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    資料紹介

    課題
    従来の「出口指導」と言われる進路指導のあり方にかかわる
    諸問題(例、高校・大学の中途退学者の増加、就職者の早期離職者の増加、
    フリーター、ニートの増加、モラトリアム傾向の拡大など)に関する具体的、現実的考察を行い、
    それに基づいてこれからの進路指導の在り方について論じなさい。

    近年の我が国においては、少子高齢社会の到来や、産業の構造的変化や雇用流動化等を背景として、
    進路選択をめぐる環境は大きく変化した。
    学校教育における、従来の「出口指導」と言われる進路指導の在り方が、この環境変化に適合せず、
    とくに中学校・高等学校における進路指導の在り方が厳しく問われている。
    その問題点に関する具体的な考察を行ったうえで、これからの進路指導の在り方について述べる。

    「出口指導」とは、卒業時における上級学校への受験対策指導や、就職のあっ旋活動に重きを置く進路指導の在り方をさす。
    従来、偏差値の高い高校への進学、有名大学への進学、大企業への就職という、
    エリートコースを志向する風潮が支配的であった。このコースに子どもを乗せたいという親側の要請もあり、
    受験競争激化、偏差値問題に象徴されるような選別的な進路指導が重要視された。
    かくして上級学校への合格可能性診断の受験対策指導に終始するのが、従来の進路指導の特徴であった。

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    職業指導 分冊2

    従来の「出口指導」と言われる進路指導のあり方にかかわる
    諸問題(例、高校・大学の中途退学者の増加、就職者の早期離職者の増加、
    フリーター、ニートの増加、モラトリアム傾向の拡大など)に関する具体的、現実的考察を行い、
    それに基づいてこれからの進路指導の在り方について論じなさい(ポイント熟読)


    ポイント
    課題に例示されている問題のうち1〜2つを取り上げて☆、
    それについて広く資料収集を行ったり、調査を実施するなどして、
    現実的・具体的な考察を行う必要がある。
    その考察に基づいて、学校進路指導のこれからのあり方を論ずることが必要。

    キーワード
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