上部消化管内視鏡について
上部消化管内視鏡
目的→軟性内視鏡(ファイバースコープ)を口腔内から挿入することにより、食道・胃・十二指腸・の観察と、直視下生検(組織検査)を行う。
適応→
①炎症性病変(びらん・潰瘍など)の有無、程度の観察・診断、
②潰瘍性病変(ポリープ・潰瘍など)の有無、程度、組織診断、進行度の観察
③食道静脈瘤の観察、診断、治療
看護技術の手順
検査前日まで
患者への説明
検査の説明と同意の確認
①医師から検査の目的や内容について説明を受けているか、患者がどのように理解しているのかを把握して、分かりやすく説明する。
同意書を確認する。
{内視鏡検査について医師からどのような説明をうけましたか}
{分からないことや、心配なことはありますか}
{口から管状のカメラを入れて食堂や胃を観察します。写真撮影したり、組織の一部をつまんでごく少量取ることがあります}
②・既住歴の確認
検査に関する情報を、問診表やチェックリストを使って確認しておこう。
既住歴(前立腺肥大、心疾患、緑内障、糖尿病、肝臓病、腎臓病、血液疾患などの有...