理科教育法レポート

閲覧数1,914
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    (1)子どもたちが生活している「地域の自然」を教材化する必要性を2つの観点から解説せよ。1.理科教育と自然の教材化について 理科教育は、子どもたちが、新しい発見や驚き、またわくわくするような内容を、五感を使って学習できる教科である。特に自然を探求する学習は重要である。子どもたちが自然に対して働きかけ、自然そのものから学び取るという相互作用の中で、問題解決能力や科学的なものの見方・考え方を養っていく。 日本は地理的に様々な気候が存在し、……

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1)子どもたちが生活している「地域の自然」を教材化する必要性を2つの観点から解説せよ。
    1.理科教育と自然の教材化について

     理科教育は、子どもたちが、新しい発見や驚き、またわくわくするような内容を、五感を使って学習できる教科である。特に自然を探求する学習は重要である。子どもたちが自然に対して働きかけ、自然そのものから学び取るという相互作用の中で、問題解決能力や科学的なものの見方・考え方を養っていく。

     日本は地理的に様々な気候が存在し、そこにみられる自然や自然現象は地域によって相違があり、変化に富む。その多様性や地域の独自性を生かすことで、大きな教育的効果が期待できる。このような地域の自然の教材化の必要性を「子どもの自然の認識」と「理科教育・環境教育の目的」という2つの観点で考察してみる。

    2.子どもの自然の認識という観点から

     森一夫によると、子どもの自然認識には、「事実認識」「原理・法則的認識」「世界了解的認識」という3つのレベルがある。まず個別の事物・現象をそのまま認識する「事実認識」の段階から始まる。次に事物・現象から得られた法則やその根拠を認識する「原理・法則的認...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。