R0113日本語学概論レポート第1設題(B判定)

閲覧数1,923
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員1,650円 | 非会員1,980円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「仮名づかい」について述べよ。
    国語は、表意文字と表音文字の組み合わせで構成されている言語である。仮名遣いとは、国語を仮名で書き表す場合、どんな仮名を用いるかについてのきまりである。仮名で書く時には発音通りに書くのが普通だが、いくつかの場合、決まった書き方がある。
    古い時代では、現在私たちが用いている仮名づかいの他に、「ゐ・ゑ」などが用いられていたことは、古典を学ぶ際に気付く場合が多いが、仮名づかいの基を辿っていくと、現代とは異なる仮名表記が用いられていたのだということがわかってくる。
    平仮名・片仮名が用いられ始めたころは、一つの音節に対して一つの仮名が対応していたため、仮名遣いの問題は起こらなかった。ところが、平安時代中期以降、音韻が変化し、それまで区別のあった「い・え・お」と「ゐ・ゑ・を」の音が同音となり、さらに、語中・語尾の「は・ひ・ふ・へ・ほ」と「わ・ゐ・う・ゑ・を」の音が同音となったため、これらの音の仮名表記には、二種類以上の仮名が使用されるようになり、区別して書き表すことが困難となった。鎌倉時代初期になるとその混同がますますはなはだしくなってきたのである。
    確かに、一つの音...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。