[1302]社会学 近畿大学通信教育レポート[平成25年4月~平成27年3月]

閲覧数5,368
ダウンロード数44
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    1.テンニース(社会学の源)と高田保馬(社会学の巨星)について述べよ。
    2.第三の開国時代と言われる日本と、アメリカのAmish(アーミシュ)の生活を社会学的に比較して述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設題1

     フェルディナント・テンニースは、ドイツの社会学者であり、社会集団の目標の無限定性限定性の観点から、ゲマインシャフトとゲゼルシャフトに区別する社会進化論を提唱した。

     そもそも社会とは、仲間、社交、あるいは商人仲間など近親の人々だけからなる小集団(現代では、国や民族)をイメージすることが多いが、その相互関係の集まりというだけでなく、それらの相互関係が繰り返されることによって形づくられた集団固有の有形、無形の仕組み、制度組織など文化や宗教が含まれており、それらを含めた総体を社会と呼ぶ。それは、コント以来、社会学に求められる基本とされる課題が「本来、個人的で自由な人々がどのようにして拘束的で秩序ある社会を形成するのか」という問いであり、人々の相互関係に内在する法則性や規則性の発見が社会学の目的の一つとなっているからなのである。

     さらに、社会関係に参加する人々の間に何等かの共同の目標が生まれることがあり、その目標に向かって当事者の行為が方向付けられている場合、「社会集団」が存在しているとみなす。

     テンニースは、先述したとおり、この社会集団の目標について、無限定性限定性の観...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。