[2107]会計学 近畿大学通信教育レポート[平成25年4月~平成27年3月]

閲覧数4,440
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    財務会計の概念フレームワークの役割を述べて、併せて一般原則と重要性の原則を説明しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    Ⅰ 財務会計の概念フレームワークの役割

     財務会計の概念フレームワークは、会計基準の概念的な基礎を提供するものである。これによって、財務諸表の利用者が会計基準を解釈する際に無用のコストが生じることを避けるという効果がある。つまり、財務会計の概念フレームワークでは、財務会計の主要な役割は投資家への情報提供機能である。

    以上の事より、財務会計基準においては、①企業会計の慣習の中から、一般に公正妥当と認められたところを要約する。②すべての企業がその会計を処理するに当たり、従わなければならない基準である。③公認会計士が、公認会計士法および証券取引法に基づき財務諸表の監査を成す場合において従わなければならない基準となる。④将来において、商法、税法等の企業会計に関係ある諸法令が制定改廃される場合において尊重されなければならないものである。と考えられる。

    Ⅱ 一般原則と重要性の原則

    1.一般原則

    以下に一般原則の説明を記載する。なお、「」内の文言は企業会計原則の内容である。

    ①真実性の原則

     「一 企業会計は、企業の財政状態及び経営成績に関して、真実な報告を提供するものでなければなら...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。