中央大学 通信教育 法学部 2014年度 民法3(債券総論) 第1課題 合格レポート 評価「A」

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    民法3(債権総論)
    第1課題
    次の概念について、それぞれ300字程度で説明しなさい。
    (1)相殺の担保的機能
    (2)債務と責任
    (3)弁済供託
    (4)代替執行
    (5)連帯保証
    (1)相殺の担保的機能
    相殺をする者は、自らの債権について、相手方が支払ってくれない場合には、相手方に
    対して負担している債務を免れることによって、いわばその債権を回収したのと同じ意味
    を持たせる。これは言い換えれば、
    「受働債権につきあたかも担保権を有するにも似た地位
    が与えられるという機能を営むもの」(最大判昭和45年6月24日)といえる。これを、
    相殺の担保的機能といい上記判例でも認めている。ただし、相殺は、担保物件のような担
    保権と全く同視することはできず、あくまで担保「的」な機能を有しているにしか過ぎな
    いと解するべきである点に留意が必要である。
    (2)債務と責任
    債務者が任意に履行をしないときは、債権者は判決で債務の履行を強要し、更に強制履
    行(強制執行)をすることができるのが一般である(民法414条)。このように、債務は一般
    に強制執行を受ける責任がある。これを責任ある債務という。しかし、例外的に強...

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