「保育者に求める資質について述べよ」
子どものことが好きであることは根本になければならないが、ただ子どもが好きだからといって保育者が務まるわけではない。
保育者の言動が子どもに大きな影響を与えるため、保育者は常に豊かな感性と愛情を持って、一人ひとりの子どもに関わらなければならない。
また、子どもは豊かに伸びていく可能性を持っている。日々成長しているということを十分に理解することも大切である。
一人として同じ子どもはいないので、個人差を意識して子どもの姿を見ていくこと、一人ひとりを見極める力を養うことは保育者としては大切なことである。
保育を行う際に現場で保育者に求められる点について述べる。
1,一人ひとり子どもの内面を理解し、信頼関係を築きつつ、子どもから親しまれ、安心感を与えられる保育者が望ましい。
また、集団生活の中で発達に必要な経験を自らが獲得していくことができるように環境を考え、活動の場面に応じた適切な指導を行う力を持つことが重要である。園内生活では、人と共存することや、目の前の困難を乗り越える力などの環境と関わりを十分に活動し、様々なことを学び充実感を感じさ...