適切な言語運用能力について「基盤的言語力・文脈的言語力・主体的関与」の観点から考察して述べなさい。
基盤的言語力と「読む・書く・話す・ 聞く」ことについて述べる。
基盤的言語力は、国語力を考える場合に三つの要素に分けて考えている。その基盤にあるのが、文字、語彙、文法、音声といった「言葉の基盤となる力」である。これを基盤的言語力と呼んでいる。
先ず、文字についてである。文字の読み方と表記の仕方であるが、日本語は漢字やカタカナ、平仮名があり読み方が漢字と平仮名では少し異なるといった文字もある。例えば「お姉さん」は平仮名では「おねえさん」だが、カタカナだと「オネーサン」となり、
「オネイサン」は間違いだ。「エ」段の長音は表記の仕方が違うのだ。この事は低学年の
時にしっかり定着させておくべきである。
S0610 国語科概論 設題1
(1)
私も経験がある。中学生で初めて、表記の仕方が違うと言われた言葉があった。「その通り」を「とうり」と間違って覚えていた。
次は「語彙」についてである。よく語彙力がないと私も言われるが、沢山の語彙を知っていて使用出来る能力...