潮の満ち引き-月と太陽の位置関係-

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    資料紹介

    聖徳大学・通信教育
    「生活の科学Ⅰ」第1課題第5設題。
    ※S評価。末尾に参考文献記載。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【課題】潮の満ち引きを観測し、それと月や太陽の位置関係についてまとめなさい。(1600字)
    第1課題 第5設題
    海面は月・太陽の引力、それに加えて地球と月の共通重心まわりの回転運動による遠心力によって、ほぼ1日に2回の割合で周期的に満潮と干潮を繰り返している。この周期的に繰り返される海面の昇降を潮汐という。
    引力や起潮力(潮汐力)は、天体の質量に比例する一方、天体との距離に反比例する(引力は距離の2乗に反比例、起潮力は距離の3乗に反比例)。そのため、太陽が地球に及ぼす引力は、月の引力の約170倍であるが、起潮力は、月が地球に及ぼす起潮力の0.42倍になる。潮汐は、太陽に比べ、月の影響の方が大きいのである。
    なお、新月と満月のときは、月と太陽の起潮力が重なり合うため満潮と干潮との潮位の差が最も大きくなる。このときを大潮と呼ぶ。一方、月と太陽の起潮力が打ち消し合う上弦と下弦のときは満潮と干潮の潮位の差が小さくなり小潮と呼ぶ。また、大潮から小潮、または小潮から大潮の途中の潮は中潮、そして小潮から中潮になる前半を長潮、後半を若潮と呼ぶ。以下、潮汐表(福島県いわき市小名浜/2007年2月)をもと...

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