Z1001 日本国憲法 第1設題 佛教大学

閲覧数1,939
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学のレポートです。図書館で資料を収集してから作成したレポートですのでA判定をもらっています。
    わたしは文系大学院を卒業してから佛大に入学しました。
    質の高いレポートを作成できていると評価されていますので参考にしていただけると思います。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本国憲法14条は、すべての国民は法の下に平等であって、差別されないと定めている。この平等の概念を「法の下の平等」と呼ぶ。法の下の平等とは基本的人権の一部であるとともに人権の総則的な意味を持つ重要な原則である。まず、「平等」の考え方に関する歴史を述べる。「平等」の理念は「自由」の理念とともに、人権の歴史のなかにおいて常に最高の目的とされてきた。1789年のフランス人権宣言では、「人は、自由かつ権利において平等なものとして出生し、かつ生存する。」と定められており、自由と平等という人権の根本理念が宣言されている。このように、自由と平等の理念は近代立憲主義を確立する推進力となったことが伺える。法の下の平等の概念はその後の近代憲法の不可欠な部分になった。
     以上のように、「自由」と「平等」の理念は人権の歴史のなかで常に結びついて重要な役割を果たしてきたと言えるが、この2つの理念は相反する側面を有しているとも言える。19世紀の人権宣言は、自由権を中心とする自由国家的人権宣言であった。すなわち、19世紀から20世紀にかけての市民社会においては、すべて個人を法的に均等に取り扱いその自由な活動を保障す...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。