【H25.26年度対応】0736日本経済論<分冊2>日本大学通信教育部/評価A

閲覧数2,234
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    【参考文献】
    アベノミクスで超大国日本が復活する日/三橋貴明
    アメリカは日本経済の復活を知っている/浜田宏一

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    デフレとは、「財・サービスの価格(=物価)の持続的な下落」を意味する。このデフレの要因には主に3つの要因が挙げられる。まず、「安い輸入品の増大などの供給面の構造要因」である。中国等からの安い輸入品の流入、ITを中心とした技術革新、流通合理化等の物価を引き下げる構造的な要因が強い。99年以降、繊維製品やテレビ等の耐久消費財の輸入品が大幅に増加しており、なかでも中国からの輸入比率が上昇している。これら電気製品やその他機械類については、中国での現地生産化が一段と進むとみられることから、当面、価格下落圧力が継続する可能性が高い。次に、「景気の弱さからくる需要要因」である。景気の弱さから、需要が低迷し、物価を押し下げる力が働いている。また、90年代を通じて、GDPギャップは拡大傾向にある。このようにバブル崩壊後の長期間にわたって、需要が弱い状態が続き、物価上昇率が趨勢的に低下傾向を辿る中で、人々のデフレ期待(人々の予想物価下落率)も徐々に拡大している。最後に、「金融要因」である。長期的には、インフレやインフレの逆であるデフレは、マネーサプライの動きによって決まる。マネーサプライが十分供給されれば...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。