はじめに…
私は、子どもの権利条約を読んで、子ども達が1人1人の『人間』として認められ、健やかで、情緒豊かに、のびのびと成長していく為のものであると考えた。日本で生まれ育った私には、守られて当たり前だと思うし、守られていない事の方がおかしいとすら感じてしまう内容であった。しかし、一昔前の日本では守られていなかったし、世界には今現在も守られていない環境の中で生活している子どもが大勢いるというのが現状である…私は、その子ども達の置かれている現状の問題と環境を考えた上で、どうすれば権利が守られている社会になるのかを考えてみようと思った。
1・子ども達が抱えている問題
生命の危機…犯罪に巻き込まれて・十分な栄養が取れず餓死・病気にかかって十分な医療を受けられずに死んでいく等…子ども達は今、この時も命の危険にさらされている。
子どもらしくいられない…『子どもらしい』とは、生きていく為の労働・結婚・犯罪をせずに、のびのびと遊んだり、情緒豊かな人格を形成する為の様々な経験や知識を取り入れたり、何より生活の心配をしないで、愛情を沢山受けて生活する事である。
2・主要な問題の状況
<栄養不良>
①生ま...