はじめに…
貝原益軒 著 「養生訓」(全現代語訳 伊藤友信)読み、せっかくなら自分自身で、貝原益軒の考えが正しいのか?現代には向いているのか?等を体験する事で答えを考えてみたいと思い、中でも入浴に関しての部分に注目する事にした。現代では、毎日入浴をし、身体を清潔に保つ事がいい事であるというのが私達の考えではないだろうか?少なくとも、私はそう考えていた。
入浴出来る・するべきだという考えが当たり前である現代と、相反するであろう考えを、あえて現代の志向の私が行ったらどう感じるのだろうかと思った。
これは、私の実体験に基づく、結果である。…しかしながら、この体験はこのレポートの為に、行った事であり、私の普段の生活ではない事を、ぜひ心に留めておいて頂きたい。
また、この体験により、病院等での入院患者さん、何らかの事情で日常的に入浴する事の出来ない方の気持ちが少しは理解出来、看護職についた際、役に立つ事があるのではないだろうかと思う。
養生訓での入浴について…
*回数 : 何度もしてはいけない→温気が高まって肌の毛穴を開き、汗が出て気が減るから
(夏期でないと...