英米文学演習 期末レポート

閲覧数2,833
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員1,650円 | 非会員1,980円

    資料紹介

    英米文学演習の科目でA評価をもらったレポートです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1
    英米文学演習IV 期末レポート 「Rose for Emily と Dry September の共通点について」
    1 フォークナーについて
    フォークナーについて自主的に調べたところによると、生前はアメリカ本国でよりも、
    フランスでの評価が高く、日本作家の井上光晴、大江健三郎や、中上健次がフォークナーに影響
    を受けている。日本の一般の読者にはまだまだなじみがうすいと言われているが、長編作品は広
    く読まれている。フォークナーは、1897 年に生まれ、大戦中は志願し、入隊もしている。彼が若
    い頃は、ロスト・ジェネレーションすなわち、失われた世代にちょうどぶつかっている。この時
    期に過ごした青年時代が元で作品が書かれた。以前、英米文学あるいは文化演習や概論のクラス
    で、ヘミングウェイやフイッツジェラルドの作品を読んだが、この人達と同じように、暗い背景
    がそびえたったような作品が多い、というのも彼らの世代にとっては彼らと世代が異なる人がい
    うような「すばらしいアメリカ」という意識がなくなっていたからだ。そこで、フォークナーは
    自分がくらしてきた町をモデルにして、本の中で生きようとした...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。