加齢について(単位取得)(2008年)

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    資料紹介

    単位を取得済みの合格レポートです。ヒトの身体の機能は、20~30代でピークを迎え、以降徐々に低下していく。この加齢のプロセスにおける形態的・機能的変化は老化とも呼ばれ、それまでの水準よりも低下・悪化しながら推移する。身体機能の維持は健康に快適に生活をするために必要であるが、機能低下はやがて各器官、部位の疾病に発展する危険性をも孕んでいるため、その意味でも加齢の仕組みとそれによる器官の変化を理解し、積極的な予防、抗加齢に取り組む必要がある。

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    ヒトの身体の機能は、20~30 代でピークを迎え、以降徐々に低下していく。この加齢の
    プロセスにおける形態的・機能的変化は老化とも呼ばれ、それまでの水準よりも低下・悪
    化しながら推移する。身体機能の維持は健康に快適に生活をするために必要であるが、機
    能低下はやがて各器官、部位の疾病に発展する危険性をも孕んでいるため、その意味でも
    加齢の仕組みとそれによる器官の変化を理解し、積極的な予防、抗加齢に取り組む必要が
    ある。
    加齢に伴う老化のプロセスでは、遺伝子の異変発生、免疫力の低下、細胞機能の低下、
    身体の酸化、ホルモンレベルの低下あるいはバランスの変化などが起きる。また、加齢は
    特定部位や器官の機能悪化または疾病にだけ見られる現象ではなく、歳を重ねるごとに全
    身の各器官・機能において進行していく。
    加齢に大きな影響を与えるもののひとつが免疫力の低下である。免疫細胞は造血幹細胞
    から分化して生まれる白血球であり、60 兆の細胞のうち 3%程度を占める。歳を重ねるご
    とに免疫細胞の機能が低下するのは、免疫細胞の中で重要な役割を果たすT細胞が新生児
    期以降多く生産されないことと、同じく免疫に重...

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