基本原理 申請保護の原則 基準及び程度の原則 生活保護基準 必要即応の原則 世帯単位の原則 最低生活費 世帯分離
生活保護法は、生活に困窮する国民は健康で文化的な最低生活が保障されることを権利として認めているが、それだけではなく、これらの人々の自立の助長も積極的に図っていくことをも併せて目的としている。
生活保護法には基本原理のほかに、保護を具体的に実施する際の原則が定められている。
これらの原則は、制度の基本原理とともに、重要な運用上の考え方を示しているものである。
第7条には「申請保護の原則」が定められている。これは、生活に困窮する国民には、この法律により保護を請求する権利が保障されているが、この権利の実現を図る前提として、申請に基づいて保護が開始することを原則とした規定である。
第8条には「...