「条件づけ」について述べよ。(A判定・1938文字)

閲覧数1,838
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    古典的条件づけ オペラント条件づけ 無条件反応 条件反応 強化 シェイピング 正の強化子 負の強化子 正の罰 負の罰 逃避・回避条件づけ 学習性無力

    タグ

    実験電気行動学習問題古典動物変化方法食物

    代表キーワード

    古典

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    人はどのようにして行動のレパートリーを拡大し、その場に適した行動をするようになるのか。この問題における基本的な事実、法則を明らかにしようとするのが条件づけの研究である。条件づけには、古典的条件づけとオペラント条件づけがある。
     まず、古典的条件づけについて述べたいと思う。食物を口の中に入れると、食物が口の中の感覚器官を刺激し唾液が出てくる。口の中の食物に対する唾液反射は、生活体が生得的にもっている反応である。では食物が口に入らないと唾液は出ないのか。パブロフは、実験台の犬が、食物を見たり、実験者を見たりするだけで唾液を分泌する現象に注目した。食物や実験者から受ける視覚刺激は、本来唾液反射とは無関係なものである。したがってこの現象は犬にとって、繰り返し実験台に使われた経験から生じるようになったものだと考えられる。パブロフはこの実験によって、本来無関係であった刺激と反応の間に、新しい結合を形成する手続きを定式化した。これを古典的条件づけという。条件づけによって学習された反応は、特定の刺激によって生得的に無条件に引き起こされる反応である無条件反応に対して、一定の経験のもとに生じるという条件つ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。