S0616 国語科教育法(A評価)

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    国語科授業の計画と評価について述べよ
    学習者主体の授業
     小学校の国語教育の「目標」とはどのようなものか。小学校学習指導要領にはこう記されている。「国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力及び言語感覚を養い、国語に対する関心を深め国語を尊重する態度を育てる。」つまり国語科の学習は学習者の基礎的な言葉の力を元にしながら表現力や理解力を育て、将来的には日常生活で活用できる言語能力に行き着くことを狙いとしている。近年、インターネットやテレビゲームの飛躍的な発展で近所の人間や友人だけでなく、親子間のコミュニケーションまでが年々減っているように感じる。そういった意味でも国語科教育の果たす役割は重要なのではないだろうか。
     例えば、上記のコミュニケーションの視点から見ても<教師><学習者><状況>との積極的な関わりが「自ら学び、考える力を育成する」つまり「先生から学ぶ(指導学習)」「一人で学ぶ(個別学習)」「みんなで学ぶ(集団学習)」に大きく作用するのではないだろうか。また具体的には国語の授業から、ノートのとり方、話し合いの仕方、どう考えるかなど、上...

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