わが国の教育の目的について論述せよ。

閲覧数2,694
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    歴史日本小学校学校子ども社会文化道徳国際

    代表キーワード

    道徳国際

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「わが国の教育の目的について論述せよ。」
    最初に、「教育」とは何かについて述べる。「教育」は、英語ではeducationと言い、ラテン語のeducareが語源である。子どもを養い育てる「養育」の意味を持っていたが、徐々に「教育」へと変化していった。日本語では、文字の通り「教える」「育てる」という意味があり、元来は親が子を養い育てる生物的な子育てに始まっていた。それに社会的、文化的な様式を教える意味が加わり、「教育」という概念が成立したのである。

    現代社会の教育の目的は、「教育基本法」の第一条にて「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた、心身共に健康な国民の育成を期して行なわなければならない。」と示されている。「教育基本法」によって確立されるまで、教育の目的は様々な歴史的変遷を辿って来た。その変遷は、江戸時代から明治維新までの時期、「学制期」と呼ばれる第一期、「教育令期」と呼ばれる第二期、「教育勅語期」と呼ばれる第三期、戦後から現在までの第四期に分類される。以下、今日の教育目的に至るまでの変遷を順番に述べる。

     まず、江戸時代から明治維...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。