S0534 教育相談の研究 リポート A評価

閲覧数2,111
ダウンロード数44
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛大通信の教育相談の研究のレポートです。A評価を頂きました。参考にしてください。
    教授からの講評:学校のカウンセリングにおける教師とスクールカウンセラー、それぞれの取り組み方についてよく述べられている。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『学校カウンセリングの意義、方法、および今後の課題について述べなさい。』
     現在、学校現場は、不登校の増加やいじめ、また、いじめによる自殺、暴力事件など深刻な問題行動が起こっているという状況である。その奥には、教師が熱心に信頼関係を築こうとしても容易に子どもたちとつながりを持てなかったり、児童・生徒をなかなか理解できにくくなっていたりということも関係している。
     このような状況の背景の一つには、家族機能の脆弱化が考えられる。家庭での基本的な生活習慣のしつけ、さらには家庭の教育力が著しく低下している、ということが指摘されている。このような環境で育った子どもは、学校の授業に集中力をもって参加する能力や人間関係を築く能力がしっかりと備わっていないことが多い。そのような子どもには、何かを教えるという以前に、まずその教育の枠にのれるような心の状態を育み、育てていくということが必要である。そこには、かなり深いレベルでの子どもたちの理解とそれに基づいたかかわり、対応が必要になり、そこにおいて、カウンセリングの理論や方法というものがかなり有効になる。
     カウンセリングは大別して二種類ある。一つは治療的...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。