うつ病、統合失調症、精神看護の入院形態、非言語的コミュニケーションの手段、不安障害、不安状態、妄想、躁鬱病 についての実習で使えそうな内容となっております★
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精神看護 資料
うつ病
うつ病は病的なレベルの気分の異常であり、正常レベルの気分の変調でもみられる抑うつとは区別する。高齢者では、発症に喪失体験が重要な意味を持つ。また、高齢者では認知症と間違われやすいので鑑別が必要である
病因と有病率
原因 ⇒ 決定的な要素は不明。
現在 : 遺伝的要因(家族歴)、生理的(神経科学的)な要因「(モノアミン仮説)そして生育歴(ライフイベント)や人格(真面目、くよくよと悩みやすいなど)、家族を含めた対人関係などに由来する心理社会的な側面など、いくつかの要素が示されており、これらが複合して病理として結実すると考えられている。
*生育歴:特に「トラウマ」と呼ばれる心的外傷体験や死別などの喪失体験が鍵となるとの報告がなされている。
有病率 ⇒ 10~20%と高く、ごく特別な人のみが罹患する疾患ではない。
性差 : 女性が男性のおよそ2倍(女性は労働者階級に多いとの報告もある)
好発年齢 : 20代後半から30代にかけて。
特に中高年時の有病率は高い(農村部より都市部の方が多い)
基本症状
抑うつ気分
気持ちが沈んでいる...