佛教大学 日本文学史 第1設題

閲覧数2,133
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『上代、中古、中世、近世の文学の特質を、それぞれの時代の特性をふまえつつ、下記の諸作品を例にして具体的に説明せよ。
    〈古事記・万葉集・古今集・女流日記(女性によって書かれた日記)・源氏物語・平家物語・徒然草・近世小説〉』
     私は、このレポートにおいて、古典文学の流れを確認し、同時に各時代においた文学作品の特性も確認していきたい。
     まず、古典文学の大きな流れとして、時代区分について考えてみたいと思う。古典文学では、主に、時代区分として、上代、中古、中世、近世と区分され、上代は大和時代、奈良時代までを、中古は平安時代を、中世は鎌倉時代、南北朝時代、室町時代のことを指し、近世は江戸時代のことを指す。明治時代以降は、近代文学として区分される為、このレポートではなく、第二設題のレポートにおいて、詳しく見ていくこととする。
     上代の文学的な特徴として、大きく取り上げられるのは、口承文学から記載文学へと発展したことである。上代以前においては、文字として書き表す手段が少なく、物語などは、人伝いに語り継がれることが主であった。しかし、上代に入り、邪馬台国であった日本は、隋や唐の時代であった中国と交流を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。