国語音声学(分冊1)

閲覧数2,280
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 12ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    日本大学通信教育部の合格レポートです。
    母音と子音の区別について適切な記述がなされ、大変よくまとめています。とお褒めを頂きました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 / 12
    国 語 音 声 学
    0 3 5 6( 分 冊 1 )
    2 / 12
    (1)人間が音声を産出する出発点は呼吸にある。
    空気を肺から気管を通って声道へと送り出す、
    この一連の通路の中で音声は作り出される。
    喉頭の中には声帯と呼ばれる一対のひだがあ
    り、肺から押し出された空気によってこの部
    分を振動させるかどうかで有声音、無声音が
    作り出される。母音は普通有声であり、子音
    又、母音は開口度、舌の最高部の位置、唇の
    3 / 12
    全に閉鎖され、その解放の際に調音される。
    この様に子音は、声門を通過してきた空気の
    流れが、舌、唇、歯、歯茎、硬口蓋、軟口蓋、
    口蓋垂等の調音器官の閉鎖、閉鎖の開放、狭
    窄、あるいは振動によって作り出される音で
    ある。換言すると、調音的観点から見た場合、
    咽頭を通って声道に流れ込んだ空気が、その
    声道内を比較的自由に流れていく音を母音と
    呼び、声道を通る空気の流れが唇や舌等の動
    4 / 12
    きによって妨げられる形で作られる音を子音
    と 呼 ぶ 。
    声道内を空気がどれほど自由に流れるか、そ
    の程度の違い...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。