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戦間期の日本外交を独・伊・ソ各国との関係を中心に述べよ (外交史 分冊2)
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戦間期の日本外交を独・伊・ソ各国との関係を中心に述べよ。
この頃の日本は、国際連盟を脱退し、軍備条約を廃棄して、国際的孤立感を深めていた。そして、ヒトラー率いるドイツへの接近によって、孤立からの脱出を図ろうとする。
ドイツもまた日本と同じ年に国際連盟を脱退していた。
1936年に日本とドイツとの間で日独防共協定が結ばれたが、その目的は、共産主義拡大を阻止し、ソ連に対する軍事牽制を目的としたものであった。
日本がドイツと提携したことについて、有田外相はその国際的影響を楽観していたが、実際には、米・ソ・英の国々より予想以上の反感と不信を買うことになる。
さて、ドイツはムッソリーニ率いるイタリアとも仲が良く、日本は1937年10月イタリアとも防共協定を結んだ。日独伊防共協定の成立である。この年にイタリアも国際連盟を脱退し、三国はますます仲間意識を高めあうことになる。
ドイツは、日独伊三国防共協定を三国軍事同盟に発展させてはどうか?という提案をしてくる。つまり敵はソ連だけには限らないことにしようということである。
日本国内で、陸軍はコレに文句はなかったのだが、海軍はイギリスを師として発
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