外交史 分冊2

閲覧数1,787
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    ヨーロッパ共同体(今日の欧州連合(EU))の設立と欧州各国の外交。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    外交史 分冊2
    参考文献:
    ヨーロッパは統合しなければならない R.N.クーデンホーフ・カレルギー 
    鹿島研究所出版会 1963/9/25
    EU入門 島野卓爾・岡村垚・田中俊 有斐閣 2004/6/30
    欧州統合への試み
    1946年9月、イギリスのチャーチルはヨーロッパ合衆国の建設を呼びかける演説を行い、これに触発される形で、ヨーロッパ各地で欧州統合運動が活発化し1948年5月オランダのハーグで欧州会議が開催され、翌年5月に欧州審議会を設立する条約が調印された。
    欧州審議会は、ヨーロッパが主導権を握った第二次世界大戦はじめてのヨーロッパ再編に向けての試みであったが、イギリスやスカンジナビア諸国などが超国家的な統合に反対したのに加え、防衛分野が除外され、経済も先のOEECが先行していたため、広範な分野での意見交換の場に留まってしまった。欧州審議会が政府間機構に留まり、防衛、経済面でも政府間機構による再編が進んだことは、伝統的に連合主義に立脚してきたイギリスがまだヨーロッパにおける主導権を握っていたことを示していた。
    欧州統合の始まり
    フランスは、欧州統合に向けたイギリスとの協力関係の構築...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。