社会科指導法 レポート ①

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    資料紹介

    近大姫路大学通信教育学部の合格レポートです。
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    設題1.日本における社会科の成立過程と初期社会科の特色を下記の語を使って説明しなさい。(敗戦 占領 ヴァージニア・プラン 経験主義 問題解決学習)

    我が国で「社会科」が初等教育の公式な教科として成立したのは、1947年のGHQによる教育改革の中で、CIEの改革案「ヴァージニア・プラン」を基にしたもの(初期社会科)が始まりである。  

    戦前の日本の初等教育では、1872年の近代学校制度創設期以来、社会科に関連するような内容を取り扱う教科としては「修身科」、「日本歴史科」、「地理科」の三教科が、若干の名称変更を経ながらも半世紀以上にわたって行われた。社会科成立以前の三教科では、戦時体制に向かっていた当時の日本で期待された国民や国家のあり方を直接的に教え込むような国家主義的教育が広く展開されていた。

     その後、1945年の第二次世界大戦敗戦後、日本は、GHQに占領され、戦前の教育のあり方の見直しが行われた。GHQの特別参謀部の一つとして民間情報教育局(CIE)が設置され、次々と四大教育指令が発令された。この指令により、該当三教科の全ての教科書や教師用書の回収と授業停止が実施された。

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