教育方法学 設題1 佛教大学通信教育レポート

閲覧数1,216
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    A判定

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    従来の知識伝達を重視した授業の設計と評価に対して主体的な学習を基本とする授業について設計と評価の特徴を比較し、その比較の視点毎にまとめて授業設計ならびに評価についての留意点を述べよ
    知識伝達の授業設計は、学習指導要領に定められた、教育目標と教育内容を出発点とし、教師が教育環境や教育教材を整え、系統性の高い授業をして、その教えた成果をテストによって測定し評価する。授業では教える行為と学ぶ行為があるが、あくまでも教育目標を持っている教師に主導権がある。
    この、教師中心の授業のメリットは効率性である。順番に理解することができれば、短期間のうちにたくさんの内容を習得させられる可能性がある。しかし、デメリットとして、系統性の高さゆえ、ある時点である内容を理解できないと、その後の内容の習得全体に大きな影響を与えることになる。さらに、系統性の高い教育課程・教科書のセットは、教授・学習文化・教室文化において、一種の「定向進化」を起こし、学習の本質よりも、そのような教育課程の特性を維持・強化し、教師や学校の権威を形成するという潜在的な機能を有していると考えられる。
    主体的な学習を基本とする授業では、学習...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。