教育原論 第1設題 佛教大学通信教育レポート

閲覧数1,032
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    A判定

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ
    ペスタロッチーもルソーと同様に子どもには将来発展する素質が備わっているとしている。素質が子どもの内から発展するように手助けしていくことこそ教育の役割とする。ペスタロッチー以前は「子どもは生まれながらには未だ動物的であるにすぎない。子どもの動物的衝動を根絶することが教育なのである」と考えられていた。ぺスタロッチはこの古典的教育観に真っ向から反対している。彼曰く、真への認識、美の観情、善の力、これらは全て子どもが生まれながら有しているものである。あたかも植物が発芽し生長し花を咲かせ実となっていくのと同様に、教育者は子どもの内的本性を実現していくのを育むようにしなければならない。逆に子どもの内的本性に備わっていないものを、外部から注入したり、一定の型にはめこむことは教育にふさわしくないとしている。すなわち、子どもの本性は白紙ではなく、既に将来成長する能力を内に秘めている。この能力を自然に伸長させ、発芽させることが重要であり、ペスタロッチーはこのことを「有機的・発生的」と呼んでいる。子どもの内にある素質を重視するという点で「有機的」であ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。