何のために働いているのか
一般的には、自分や家族の生活のために働いているという人がほとんどだろう。自分の希望する仕事につき、誇りを持つことができている人は仕事を生きがいとすることができる。しかし、すべての人が自分のやりたい仕事に就けているわけではない。仕事がただ金銭を得る手段となっている人も多いのではないだろうか。現在の就職難の時代で、自分のやりたい仕事に就いている人のほうが少数であろう。先日、麻生総理大臣がハローワークに来ていた求職中の若者に、自分のやりたい仕事に就かなければ意味がないといったことを説いていた。しかし、それができない世の中だということを国のトップがわかっていないのでは改善の余地がまったくないのではないかと思った。働くということは、生活の大部分の時間を仕事に費やすことになる。仕事にやりがいを感じることができるということは、人生が豊かですばらしいものであるということと同じことであると私は考える。
私は現在、自分一人の生活を支えるために働いている。このことは、違う角度から見れば、実家の家族に金銭的な負担をかけていないということでもある。それは結果として家族のために働いている...