アブラハム・マズローについて

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    アブラハム・マズローについて
    マズローはアメリカの心理学者で、彼が唱えた欲求段階説の中で,人間の欲求は,5段階のピラミッドのようになっていて,底辺から始まって,1段階目の欲求が満たされると,1段階上の欲求を志すというものだ。人間の欲求の段階は,生理的欲求,安全の欲求,親和の欲求,自我の欲求,自己実現の欲求となる。生理的欲求と安全の欲求は,人間が生きる上での衣食住等の根源的な欲求,親和の欲求とは,他人と関りたい,他者と同じようにしたいなどの集団帰属の欲求で,自我の欲求とは,自分が集団から価値ある存在と認められ,尊敬されることを求める認知欲求のこと,そして,自己実現の欲求とは,自分の能力,可能性を発揮し,創造的活動や自己の成長を図りたいと思う欲求のことである。  ここで,敢えて,マズローの欲求段階説を引合いに出したのは,優秀な人ほど,この欲求の段階を駆け上がるのは早いが,自己実現を果たし自己超越の域に達する人はきわめて少ないこと,数多くの人が階段を踏み外し,これまで,その人にとって当たり前だと思っていたことが当たり前でなくなるような状況に陥っている。 私はここまでマズローについて調べてみて、人生にとって,失敗を恐れないチャレンジ精神は,きわめて重要だけど,就職などにとっても,同じことが言えるのではないかと感じた。なぜなら近年,ベンチャー起業などが盛んで耳障りは良いが,実際に成功する確率はごくわずかだとかんじた。だから就職をとっても慎重な判断と覚悟が必要だと感じた。
    次にマズローについて調べて出てきた自己超越について調べてみた。
    自己超越とはマズローが晩年、5段階の欲求階層の上に、さらにもう一つの段階があると発表した。それが、「自己超越」の段階である。 自己超越者の特徴はとして
    「在ること」の世界について、よく知っている
    「在ること」のレベルにおいて生きている
    統合された意識を持つ
    落ち着いていて、瞑想的な認知をする
    深い洞察を得た経験が、今までにある
    他者の不幸に罪悪感を抱く
    創造的である
    謙虚である
    聡明である
    多視点的な思考ができる
    外見は普通である
    この11項目が挙げられる。
    マズローによると、このレベルに達している人は人口の2%ほどであり、子供でこの段階に達することは不可能である。 マズローは、自身が超越者だと考えた12人について調査し、この研究を深めたとのことだ。私は、人口の2%しかこのレベルに達していないということをさいしょにみたので、「自己超越者というもの=人生の成功者」という法則が成り立ってしまうのではないかと感じた。 しかし上記の11項目を見る限り、「人生の成功者」というよりも「できている人間」という法が当てはまるのではと思った。まだまだ調べ足りない部分などパソコンでは出ない部分などあったので、時間があるときに図書館でマズローについての本でじっくり調べてみたいと感じた。

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