日大、通信、自然地理学概論合格原稿、①成帯性土壌②ユーラシア大陸森林帯特徴、合格 科目コード0977

閲覧数3,741
ダウンロード数56
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    日本大学通信自然地理学概論合格しています。(科目コード0977)
    自然地理学概論 分冊2
    1 成帯性土壌を一つ上げ基礎的土壌生成作用との・・・・・
    2 ユーラシア大陸における・・・・・

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    成帯性土壌とは、気候・植生帯の影響を強く受けて生成した土壌であり、気候型土壌ともいわれる。その中の一つであるポドゾール性土壌について次のように述べる。

    ポドゾールの名はロシア語でポド=下、ゾーラ=灰を意味し、灰色の土層を持つ土に対しロシア農民が用いた呼称に由来する。湿潤亜寒帯のタイガ地帯に分布するポドゾール性土壌では、針葉樹林下で、比較的砂質の母材から生成する。土壌に供給される有機物が塩基に乏しい状態で分解され、微生物の作用でフルボ酸に富む腐食が大量に生成し、無機成分と反応して複合体ができる。この土壌ではアルカリやアルカリ土類のフルボ酸塩がまず溶脱されやすく、ついで鉄・アルミナのフルボ酸塩が移動する。この結果、針葉樹の葉積層(Ao層)の下に強く洗脱を受けた塩基、鉄、アルミナなどが溶脱された漂白層(A2層)ができる。下方に移動した鉄・アルミナのフルボ酸塩はA2層の下に沈殿して集積層(Bi、Bh)をつくる。この層は黒い鉄さび色を示し、しばしば固い層を形成する。集積層が固い盤をなしている場合をオルトシュタインという。また、地下水位が高く、周期的に上下に移動する場合は、鉄の還元酸化現象が加わ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。