特別活動の研究、メディア最終レポート合格レポートです。評価Bをいただきました。学習に役立てていただければと思います。
(1) 学校行事について、明治期のいくつかの事例とその教育的価値に言及し、それが平成20年の学校行事にどの程度反映されているか、述べよ。
(2) 平成20年改訂の学級活動の目標・内容に言及し、それの取扱い上の自己の見解を述べよ。
特別活動の研究 最終レポート
(1) 学校行事について、明治期のいくつかの事例とその教育的価値に言及し、それが平成20年の学校行事にどの程度反映されているか、述べよ。
(2) 平成20年改訂の学級活動の目標・内容に言及し、それの取扱い上の自己の見解を述べよ。
参考文献:関川悦雄 『新訂 特別活動の基礎と展開』 啓明出版 2010年 第1版
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教科外領域の活動は、戦前においては「課外活動」または「科外活動」とよばれていた。明治時代は、とくに小学校の教科外領域に課外活動は展開されていた。競技会、レクリエーション、遠足、運動会、朝礼、訓論、学芸会などの学校行事がそれにあたる。
遠足は生徒が教科で学んだ知識を生きたものにし、実際の自然界や社会に応用することができる絶好の機会であった。次に運動会は、どの学校でも行われていたが、身体的鍛錬の他に、集団の中で秩序を重んじて行うといったい精神的修養の目的もあった。学芸会は、運動会よりも遅れて普及した。学芸を父母や一般の人たちに披露するというかたちでおこなわれ、教科活動の領域の成果を演じるのが学芸会であった。
平成20年の学校行事は、集団活動を通し...