統合失調症の分類による予後に着目して、統合失調症の症状や治療法、分類や分類による予後などについて述べよ(評価3合格)

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    資料紹介

    通信教育、レポート評価3合格(5~1判定中)のものです。 参考文献は新・精神保健福祉士養成講座1「精神疾患とその治療」、中央法規出版株式会社、2015年です。 文字数1800字程度。全文をそのまま使用するのはおやめください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    統合失調症の症状は大きく、幻覚妄想、外部に表出される思考のまとまらなさの異常、興奮、奇異な動作など、外からみて明らかに正常でないとわかる「陽性症状」。感情鈍麻、会話の貧困さ、意欲低下、無為、自閉など、外からみてあまりはっきりとしない症状である「陰性症状」。以上に分けられる。治療法としては、薬物療法が基本とされるが、患者さん本人および家族への心理社会的療法を併せて行なうことが良好な予後に欠かせないことも証明されている。分類としては、症状の現れ方や経過などから、破瓜型、緊張型、妄想型に大別される。

     まず、破瓜型は思春期から青年期にかけて発症する。最初に、感情の起伏がなくなったり、意欲が減退するなどの陰性症状が現れ、その後、徐々に陽性症状が出てくる。症状は慢性化することが多く、人柄が変わってしまうなど予後はあまりよくないとされている。緊張型は青年期に急に発病する。大声で叫んだり、奇妙な姿勢をとるなどの緊張病症候群や行動の異常などがみられる。多くは数カ月で消失するが、再発も稀ではなく、再発するたびに破瓜型に似た病床に変化していく場合がある。但し、人柄が変わってしまうことは少なく、破瓜型より...

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