Z1101 学校教育職入門 リポート(A評価)

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    資料紹介

    【設題】現代の「教師に求められる資質とは何か」についてまとめたうえで、あなたはどのような教師になりたいのかについて述べてください。

    あくまで参考資料としてご利用ください。
    5ページ目は脚註と参考文献に使用しています。
    評価所見(A)は「学校教育職をめざすためにはどのような資質がもとめられるのかについて、詳細な考察が正確になされています。とりわけ、教師の資質に言及した中央教育審議会(1996)や教育職員養成審議会(1997)の各答申についても詳しく記されており、設題の趣旨が正確に把握され、たいへんよくまとまっています。今後の学習としては、文部科学省がこれまでのゆとり教育の路線を方向転換し、基礎・基本的な学力の習得に向う現状も考慮に入れてください。」でした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    現代の「教師に求められる資質とは何か」についてまとめたうえで、あなたはどのような教師になりたいのかについて述べてください。
     「教師に求められる資質とは何か」を確認するには、1997年の教育審議会第1次答申『新たな時代に向けた教員養成の改善方策について』にあたるのが最善である。 そこでは「いつの時代も教員に求められる資質能力」と、「今後特に教員に求められる具体的資質能力」の2つが記述されている。前者については、「専門的職業である『教職』に対する愛着、誇り、一体感に支えられた知識、技能等の総体」と規定され、これは素質と異なり、後天的に形成可能な能力(つまり研鑽を積むことで向上が望める資質)として位置付けられている。また、後者については、まず、「これからの教員には、変化の激しい時代にあって、子どもたちに[生きる力]を育む教育を授けることが期待されている」と述べられている。ここで示されている「生きる力」は、1996年の第15期中央教育審議会の第1次答申で提起されて以来、今日の学校教育におけるキーワードとなっている感があるが、「変化の激しい社会において、いかなる場面でも他人と協調しつつ自律的に...

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