【設題】音声学的教授法を唱えた学者を列挙し、箇条書きにまとめると共に、パーマー、クラッシェン、リトルウッドの教授法を論述しなさい。
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5ページ目は脚註と参考文献に使用しています。
評価所見(A)は、「(1)簡潔にまとめられています。(2)パーマーのパラフレイズ考に言及して下さい。」でした。
音声学的教授法を唱えた学者を列挙し、箇条書きにまとめると共に、パーマー、クラッシェン、リトルウッドの教授法を論述しなさい。
【音声学的教授法を唱えた学者】
(1)ヴィルヘルム・フィーエトル(Wilhelm Viëtor)
●従来の訳読式教授法に代わる、聴覚技能重視の直接教授法を提唱
●外国語は目標言語の発音・連語・構文を模倣して習得すること
●外国語の教師は、音声学の素養を身に付けること
●語彙は会話から習得すること
(2)ポール・パシー(Paul Passy)
●IPA(International Phonetic Association)の創設者
●子どもの外国語教育に特に関心を抱く
●発音の教授に音声学的教授法を採用
(3)ヘンリー・スウィート(Henry Sweet)
●視話法を改良し、organic notationを提唱
●「言語を学ぶ」とは「言語習得の諸困難を克服すること」と定義
●言語習得の困難さは外的諸困難(他言語との関係性)ではなく、内的諸困難(目標言語が本来有する不合理性)に起因すると主張
(4)オットー・イェスペルセン(Otto Jespersen)
●初学者...