1.園内環境としての「砂場」の意義を、現代社会の子どもの取り巻く環境を踏まえ述べよ。
2.園庭でアサガオ栽培を行う意義とその指導上の留意点について述べよ。
2040文字(1と2の合計)
参考文献
『保育内容 環境の実際 (12刷)』伊神大四郎・小林栄子・下平喜代子・堀田和弘・八並勝正・山口久恵共著 建帛社
『平成20年7月 幼稚園教育要領解説』 文部科学省
『平成20年4月 保育所保育指針解説書』 厚生労働省雇用均等 児童家庭局保育課
1.園内環境としての「砂場」の意義を、現代社会の子どもの取り巻く環境を踏まえ述べよ。
テキストの第2章を参考にして、砂という素材・砂場の特性等にも触れながらまとめる。また、子どもを取り巻く環境を観察し、保育環境としての「砂場」についての考察をすること。
(1095文字)
1 現代社会の子どもの取り巻く環境は、少子化を始め核家族化や都市化、情報化など様々な要因が絡み合い、例えば子どもの遊びがテレビゲームなどの室内遊び中心となったり、塾やお稽古ごとなどで子どもが多忙な生活を送ったりしていることが、子どもが地域で遊び人間的な触れ合いをする機会を減少させるという状況を引き起こしている。中央教育審議会では特に少子化が教育に及ぼす影響として、子どもの切磋琢磨の機会の減少、親の過保護・過干渉、子育ての経験や知識の伝承の困...