B判定です。
S0610 国語科概論 第1設題
適切な言語運用能力について「基盤的言語力・文脈的言語力・
主体的関与」の観点から考察して述べなさい。
※B判定です。
参考文献:『国語教育の新常識:これだけは教えたい国語力』
明治図書出版
適切な言語運用能力について「基盤的言語力・文脈的言語力・
主体的関与」の観点から考察して述べなさい。
1.基盤的言語力と「読む・書く・話す・聞く」こと
基盤的言語力とは,文字,語彙,文法,音声といった基本的な「言葉」の基盤となる力である。国語力を考える場合,まず「読む・書く・話す・聞く」というすべての力を支えるのが基盤的言語力である。基本的にこの段階での学習には「正しい」「間違い」がある。
では,具体的にはどのようなことに留意する必要があるだろうか。「読むこと・書くこと」においては,漢字の訓読みと音読みのシステムの理解が必要である。ポイントは,意味のまとまりとして読む,意味のまとまりとして書く,ということである。また,国語辞典を使って言葉を調べる力をつけるのも,この段階に位置づけられる。さらに,「語彙力」や「オノマトペ」を身につけることで,表現はとても豊かになって...