A評価です。所見の評価も高いです。
S0534 教育相談の研究 第1設題
学校カウンセリングの意義、方法および今後の課題について述べなさい。
※A判定です。
参考文献:『学校カウンセリング入門〔改訂版〕』ミネルヴァ書房
学校カウンセリングの意義、方法および今後の課題について述べなさい。
学校カウンセリングとは、一般的に「学校で行われるカウンセリング」である。では、いったい「誰が」行うのか。教師が行うとすれば、教師は生徒にカウンセラーと勉強を教える先生の両方の役割を担うことになる。しかし、生徒は教師を相談相手としては、ほとんど見ていないのが現状で、教師という立場の者を、カウンセラーと見るのは非常に困難で矛盾がある。
次に、学校という場所であるが、カウンセリングでは面接室が必要条件であり、スクールカウンセラーのカウンセリングの部屋として使用することになっている。しかし、現在の使用方法は相談よりも、問題行動を起こした生徒の指導や説教の部屋として使用されている場合が多い。そうなると、生徒にとってカウンセリングなのか指導なのかわからなくなる可能性がある。さらに、学校でのカウンセリングを従来の枠組みに沿って面接室での一対一の関係...