【玉川大学】倫理学概論Ⅰ「義務論」「徳論」

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    資料紹介

    ※このレポートは、玉川大学通信教育部・科目名「倫理学概論Ⅰ」平成22年度課題の合格済レポートです。

    <課題>
    ⑴道徳に関する代表的な義務論を1200字程度でまとめなさい。

    ⑵道徳に関する代表的な徳論を1200字程度でまとめなさい。

    教員による評価・批評は以下の通りです。
    <評価>
    A(合格)

    <批評>
    的確にまとめられています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     このレポートでは、道徳に関する代表的な「義務論」と「徳論」についてまとめる。
    <代表的な義務論>
    一般的な意味の義務とは、道徳上、当然なすべきつとめである。簡単に言うと「・・・しなければならない」ものである。たとえば、「お金や物を借りたら返さなければならない」「悪いことをしたら謝らなければならない」「人を傷つけてはならない」といった事である。
    義務には、義務感を伴う。義務感とは恩恵を与えている人の期待に応えなければならないという感情である。たとえば、物を借してくれた人(恩恵を与えている人)の、返してくれるという期待に応え、きちんと返さなければならないと感じる感情である。
    この義務に関してさらに考察を加え、理論的体系的に論じたものの代表的なものに、ストア派の義務論・カントの義務論・フィヒテの義務論がある。
    ストア派の義務論は、ストイックなまでに理性に従うことが特徴である。一切の人間の行為の目標は幸福にあると考え、その幸福は、人間の本質たる理性に従って生きることによって得られるとした。そのために障害となる感情や欲求を抑え、理性の命令に従うというものが、ストア派の義務論である。
    カントは、...

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