倫理学 第1回 (1)アリストテレスの倫理学  評価A+ 2011

閲覧数3,047
ダウンロード数20
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    倫理学 第1回(1)「アリストテレスの倫理学について」のレポートです。評価はA+でした。2011年度の問題です。参考にしてください。

    タグ

    法政大学通信倫理学

    代表キーワード

    倫理学法政大学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    倫理学

    2011/04/05
    第1回  (1) アリストテレスの倫理学について
    要点:アリストテレスは、国家 (ポリス)は最高善であり、倫理学と政治学は切り離せないと考えた。それは共同体社会において、人間の最高善は実現されるのであって、ポリスの定めに従って生きることは人間を人間たらしめるからである。人間社会のなかにいない人間は「善とはなんであるか」といったことを考えることや、徳を実践する機会があたえられず、それは人間的であるとはいえない。であるから、人間もポリスもアリストテレスの定義によれば、目的である「善」を追求し、ポリスは人間の個々の倫理的課題における助力をすべきであるとアリストテレスは言う。では彼の言う、倫理的、徳、善といったことは具体的にどういったことか。

    アリストテレスの倫理の中心は徳、アレテ一である。徳は二種類に分けられる。一方は知的徳であり、もう一方は倫理的徳である。知的徳は理性能力に関するもので、端的にいえば、感情に流されず、考察を入れることができる人間的能力のことだと考えられる。倫理的徳は、その理性を用いる際における尺度基準 として考えられるが、アリストテレス...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。