戦国武将と仏教―上杉謙信の仏教信仰を中心として

閲覧数2,211
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 53ページ
    • 会員5,500円 | 非会員6,600円

    資料紹介

    資料に関する説明及び紹介文句を入力してください。
    (検索、露出及び販売にお役立ちます)

    タグ

    仏教禅学上杉謙信仏教学

    代表キーワード

    仏教学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    戦国武将と仏教
    ―上杉謙信の仏教信仰を中心として―
    はじめに
     今年五・六月、教育実習のために地元山形の中学校に勤務する機会があった。全校一二〇人ばかりの小さな学校である。過疎化が進む中で学校の合併計画が進められている最中であった。そこで思いもがけず、中学時代の社会科の恩師に再会した。現在は地方史を研究されているということで、書かれたばかりの論文をいただく機会を得たのだった。また社会科の指導教官の先生から置賜の地方史を研究されている先生方を紹介していただく機会があった。このような縁が少なからず今回の論題設定に影響している。米沢市は上杉氏、伊達氏のゆかりの地であるがそれらの史実を正確に知る人は少ない。例えばケネディ大統領が上杉鷹山を礼讚したという説は全くの誤りであった。真実は第二十六代米大統領がハーバード大学同窓の金子賢太郎が贈った新渡戸稲造の『武士道』を読んで感服し、それを縁者や友人に推奨した事実が、いつの間にか第三十五代大統領ジョン・ケネディにすり替えられたのだという。
    県内の各市町村の中学校では総合学習等の時間を利用して、こどもたちに地元史に興味関心を持たせ、かつ正確にそれらを知ら...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。