「各発達段階の特徴について述べよ。」

閲覧数3,699
ダウンロード数18
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    まず、最初に発達と発達段階の定義について述べる。発達とは、一般に生まれてから死に至るまでの人の心身、及びその社会的な諸関係の変化・変容のことである。次に発達段階とは、他の年齢時期とは異なる特徴を持っている年齢時期の一つのまとまりのことである。
    <乳児期>
    自分一人では生きることのできない乳児は、大人の暖かな愛情と温もりのある養護を受けるなかで、安心して生きることが許されている自分やそれを支えてくれている大人を実感する。
    精神科医であるボウルビィがいう、愛着(アタッチメント)、精神分析学者エリクソンがいう基本的信頼感であり、これを乳児期にしっかりと形成していくことが必要である。

    タグ

    環境心理学子ども発達心理社会幼児児童家庭人間

    代表キーワード

    環境

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「各発達段階の特徴について述べよ。」
    まず、最初に発達と発達段階の定義について述べる。発達とは、一般に生まれてから死に至るまでの人の心身、及びその社会的な諸関係の変化・変容のことである。次に発達段階とは、他の年齢時期とは異なる特徴を持っている年齢時期の一つのまとまりのことである。
    <乳児期>
    自分一人では生きることのできない乳児は、大人の暖かな愛情と温もりのある養護を受けるなかで、安心して生きることが許されている自分やそれを支えてくれている大人を実感する。
     精神科医であるボウルビィがいう、愛着(アタッチメント)、精神分析学者エリクソンがいう基本的信頼感であり、これを乳児期にしっかりと形成していくことが必要である。
     子どもが養育者をとの結びつきをもとうとする傾向は、栄養摂取などの欲求から二次的に派生していくわけではなく、個体に生得的に組み込まれたものであり、個体の生き残りや適応に不可欠な機能を果たしている。
     乳児期に愛着や信頼感を形成することで、親を安心の基地にして、人間関係を広げると同時に外界に対する好奇心を発揮し探索行動を積極的に行うようになり、この時期の知能を発達させる。
    ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。